【労働】就職やアルバイトを始めた方へ【労働法】

アルバイトでのトラブル~こんな事で困っていませんか?

 春になり、大学生になったみなさんは、アルバイトを始めた方も多いと思います。

 でも、アルバイト先でトラブルになることもあります。
 次のようなトラブルがあったらどうしたら良いか知っていますか?

【事例1】町でアルバイト募集広告を見ました。このアルバイトでは研修期間の時給が800円です。○県の最低賃金は806円ですが、研修期間中なら時給が低くても仕方ないのでしょうか。

【事例2】店長に言われて、開店の準備や閉店後の片付けをしていますが、開店時間以外はアルバイト代は払わないと言われていました。働いているのにおかしくないですか。

【事例3】仕事中に、誤ってお皿を割ってしまいました。月末のアルバイト代から勝手に弁償金が差し引かれていました。お皿を割ってしまった自分が悪いから仕方ないのでしょうか。

【事例4】タイムカードで出退社時間の打刻をしていますが、毎日15分未満の時間が切り捨てられて、アルバイト代が計算されています。15分未満であっても働いた時間分はちゃんとアルバイト代は払って欲しいのですが。

【事例5】アルバイト先で、「遅刻は罰金3000円」というルールがあります。遅刻した時間分の減給は仕方ないとしても、罰金はおかしくないですか。

 事例1から事例5のすべて、アルバイト先の対応は違法です。

【事例1】研修期間であっても、最低賃金以下の時給は違法です。

【事例2】店長の指示で働いた時間は、店の開店時間とは関係なく、労働時間であり、時給が発生します。

【事例3】割ったお皿の全額弁償というのは、わざと割った以外ではありえません。また、アルバイト代から無断で天引きすることも違法です。

【事例4】労働時間を1分でも切り捨てることは、賃金全額払いの原則(労基法24条)に違反します。

【事例5】損害賠償額の予定はできません。実際に生じた損害の範囲内でしか賠償義務はありません。

 でも、多くのアルバイターは労働法を知らないので、泣き寝入りしています。
 泣き寝入りしないためには、労働法を知らないといけません。

 詳しくは、以下のPDF(厚生労働省作成)をみてください。
① 【契約と労働条件】(PDF)
② 【アルバイトを始める前の注意点】(PDF)

 アルバイト先とトラブルになったら、次のところに相談しましょう。
① 労働基準監督署(リンクあり)
  無料です。特に賃金や労災の相談には親身になってくれます。
② 弁護士事務所
  ①でダメなら、弁護士に相談です。
  また、賃金や労災以外の相談(解雇や残業代など)も弁護士の方が良いでしょう。

 白山・野々市法律事務所では、安心して相談に来ていただけるように、初回の法律相談を無料でできるようにしています。もちろん、労働問題(残業代請求、不当解雇など)の相談も無料です。
また、「弁護士費用(料金)」についても、HP上で明記しています。
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2019年04月03日