【交通事故】交通事故でむちうち症(頸椎ねんざ)になったらどうする?

質問:交通事故でむちうちになったら、何をしておいたらいいですか? 

交通事故でむちうち症(頸椎捻挫)になり後遺症が残る方は全体の1~2%といわれています。
 しかし、実際には、むちうち(頸椎捻挫)の痛みが残っているにもかかわらず後遺障害の認定を受けられなかった方や、治療中であるにもかかわらず保険会社から治療費の仮払いを止められてしまい泣く泣く示談に応じた方などが結構いると言われています。
 その原因の一つに、事故から間もない時期に、適切な医師の検査を受けていなかった点が挙げられます。

 むちうちといえば、頸椎捻挫と言われるように、捻挫(ねんざ)とは、外から見て症状が分からないことが多い種類のけがです。
 交通事故で、救急搬送された病院では、レントゲンを一枚とって、「骨傷なし」と判断され、その後の治療でも湿布を渡されるだけということも良く聞く話です。
 しかし、それでは、治療継続の必要性や障害が残存したことを第三者(相手方保険会社、自賠責保険料率算定機構等)に理解してもらえないのも仕方ありません。
 それゆえに、交通事故にあったら、医者まかせにせず、早期に、適切な医師の検査を受けなければならないのです。

 それでは、適切な医師の検査ってどういうものでしょうか。
 良い整形外科では、「1問診による事故発生状況、事故直後の症状、その後の受診までの症状経過、既往症の有無・症状の正確な確認を行い、2身体診察による全身状態(表情、歩行状態や動作)、頸部の局所所見、神経学的所見及び他部位の外相の観察を行い、3症状に応じたレントゲン検査(1方向からだけではなく、多方向からの撮影が必要です)とMRI検査を早期に実施し、4初診後1~2週間症状所見の推移を観察するそうです。(交通事故にあってから1カ月以内に受診することが前提です。)
 特に、「レントゲン検査(多方向からの撮影)」、「MRI」、「神経学的検査」は必須といえるでしょう。(「神経学的検査」はレントゲンやMRIなどの画像に、外傷が映らない場合、特に必要になります。)

白山・野々市法律事務所に相談に来られた方の中にも、MRI検査をしたところ、頸椎圧迫が認められた方もおられました。

適切な治療を受け、正当な保障を受けるために、交通事故でむちうち(頸椎捻挫)になられた方は、ぜひ、適切な医師の検査を受けるようにしてください。

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2015年10月01日